他のスポーツに引けをとらないesports

2022年現在の世界の競技人口は1億3000万人いると言われていて、アメリカ、韓国、中国ではesportsをスポーツ競技の1つとして見なされています。また日本国内でもesports専門のスクールや学校も開講されたり、他国に負けないような取り組みも始まっています。

2021年国内esports市場規模は、前年比115.5%の78.4億円となり2025年には約180億円まで成長する見通しとのこと。人気esportsタイトル「League of Legends」では賞金総額645万ドル(LoL 2018 World Championship)など大きな規模の大会も開催されています。
そして、2021年のyoutubeやtwitchなどのプラットフォームによるゲームライブストリーミングの視聴者も約7.5億人とされており、それだけesports(ゲーム)に興味を持つ人が多くなっています。

また国内最大級のeスポーツエンターテイメント「RAGE」が運営する。2022年3月に開催されたタクティカルFPSゲーム「VALORANT」(ヴァロラント)の国内大会「2022 VALORANT Champions Tour Challengers Japan Stage1」では、配信動画の同時接続が24万人超えや5月に開催された大型リアルイベント「RAGE VALORANT 2022 Spring」の有料チケットが24時間をたたずして売り切れるなど、esportsへの注目度や人気が高まっています。

esports(ゲーム)は悪いことばかりじゃない

昔は「ゲームすると勉強の時間を奪って頭が悪くなる」など健康状態にも良くないなど悪いことばかり言われていましたが、近年では様々な能力が高まる事が研究結果で知られています。ここではいくつかのメリットを紹介したいと思います。

その① コミュニケーション能力・社会性の向上

世界で行われているesportsはチーム戦も少なくありません、弊社でもチーム戦のesportsを取り入れています。
試合に勝つためには、チームワークが必要不可欠でメンバーの考え方を理解したり友好な関係を気づかなければいけません。esportsを通して将来に必要なコミュニケーション能力や協調性などを身につけることができます。

その② 思考力の向上・脳の活性化

ゲームは何度でも失敗や挑戦を繰り返す事ができます。
「どうすれば勝てるようになるか」「同じ失敗をしないためにはどうすれ良いか」など、色んな方法を考え試行錯誤します。このような活動は脳を活性化するだけではなく、柔軟な思考や、粘り強く問題解決をする能力を向上させます。
こういった事から認知症予防に繋がるとも言われていますので子供だけではなく、大人の方にも積極的に楽しんでいただきたいです。

その③ 記憶力・運動能力の向上

ゲームばかりしていると運動能力が低下するのでは・・?と考える方も少なからずおられると思いますが、最近の研究でゲームをプレイしている子供のほうが運動能力や記憶力などが高いという研究結果が発表されています。

参考 https://gigazine.net/news/20221025-kids-play-video-games-higher-brain-function/